手の外科 - 症状について

手根管症候群

【病態】
手のひらの手首よりにある手根管というトンネルで神経が圧迫される病気です。
【症状】
手のひらや親指から薬指がしびれます。神経の圧迫が強いと痛みを生じることもあり、夜眠っていて痛みで目がさめてしまうこともあります。症状がさらに進行すると親指の付け根の筋肉がやせてきて、物をつまみにくくなります。
手の平のしびれの範囲
【治療】
お薬
メチコバール、リリカなどを内服していただき、神経の回復を促します。
装具
手首が手のひら側に曲がっているとしびれが強くなるので、手首を少し反らせた状態の装具を装着していただきます。お仕事などで昼間に装着できない方は眠っている間のみ装着していただきます。
ブロック注射
手根管の中に少量のステロイド剤を注入することで神経の圧迫を減少させます。注射の効果は病気の進行度によって変わってきます。
ブロック注射による手根管症候群の治療
手術
手のひらに約2cm、手首に約1cmの皮膚切開をくわえて、手根管というトンネルの天井部分を切開して、トンネルのサイズを広げます。手術は脇の下から注射をして腕全体に麻酔をかけます。約30分程度の日帰り手術になります。
  • 手術による手根管症候群の治療の流れ1
  • 手術による手根管症候群の治療の流れ2
  • 手術による手根管症候群の治療の流れ3