手の外科 - 症状について

母指CM関節症

【病態】
親指の付け根の関節がゆるんで、亜脱臼や軟骨変性による痛みが生じます。
母指CM関節症のレントゲン図
【症状】
ビンのフタを開ける、ぞうきんを絞るなどの動作で親指の付け根に痛みが生じます。関節の変形の程度によっては親指の付け根の変形を認めることがあります。
【治療】
装具
ゆるんでしまった関節を外側から固定することで痛みを和らげます。
  • 装具による母指CM関節症の治療1
  • 装具による母指CM関節症の治療2
注射
変形した関節内に少量のステロイド注射を行うことで、関節の炎症をしずめて痛みを和らげます。
ステロイド注射による母指CM関節症の治療
お薬
体質改善目的に漢方薬内服をお勧めすることがあります。
手術
変形した関節で骨同士がぶつかって痛みが出るので、骨を一部切除することで骨同士がぶつからないようにします。術後は3週間のギプス固定を行い、その後よりリハビリを開始していきます。術後3ヵ月程度で日常生活動作を不便なく行えるようになる方が多いです。
  • 手術による母指CM関節症の治療の流れ1
  • 手術による母指CM関節症の治療の流れ2
  • 母指CM関節症の手術後のレントゲン図1
  • 母指CM関節症の手術後のレントゲン図2