手の外科 - 症状について

ガングリオン

【病態】
手首にできることが多い腫瘍(できもの)です。風船状の腫瘍で、大きくなったり小さくなったりします。関節とつながっていて、腫瘍の中にはゼリー状の内容物が入っています。
【症状】
腫瘍のできる場所や大きさによって、手首を動かした時や手に体重をかけたときに痛みが生じます。
ガングリオンの症状のイメージ
【治療】
経過観察
痛みがない場合は様子をみます。大きくなって見た目が気になる場合や痛みが出てきた場合に治療を行います。
穿刺
注射針をさして腫瘍の内容物を吸引します。腫瘍の根っこは残るので再発することがあります。
手術
腫瘍の皮膜と関節につながる根っこの部分を切除します。
  • 手術によるガングリオンの治療の流れ1
  • 手術によるガングリオンの治療の流れ1
  • 手術によって摘出されたガングリオンのイメージ