手の外科 - 症状について

胸郭出口症候群

【病態】
神経は頭から首を通り、鎖骨の上で筋肉の間を走行して腕にのびていきます。慢性的な肩こりや神経に負担のかかる姿勢を長時間とることで、筋肉の間で神経が圧迫されて腕にしびれや痛みが生じます。
【症状】
腕や手、指にしびれ、痛みを生じます。肩甲骨周囲に痛みを訴える方もいます。
【治療】
リハビリ
首周りの硬くなった筋肉をほぐしたり、姿勢に注意をすることで神経にかかる負担を減らしていきます。症状が軽減するような運動や姿勢を探していきます。
お薬
筋肉を和らげるお薬(ミオナール、テルネリン)、神経の炎症を減らすお薬(メチコバール、リリカ)などを処方します。症状によって漢方薬を併用していただくこともあります。