たいら手の外科・整形外科|日野市万願寺|
ヘバーデン結節について
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手の外科 - 症状について
ヘバーデン結節
【病態】
指の第1関節が変形し、痛みを繰り返します。40歳代以降の女性に痛みを訴える方が多くみられます。
【症状】
指の第1関節に腫れと痛みを認めます。症状を繰り返しながら、関節の変形が進行していきます。症状が出てから2年程度で変形の進行や痛みがとまる方もいらっしゃいますが、長年痛みを繰り返す方もいらっしゃいます。
【治療】
注射
変形した関節の中に少量のステロイド注射を行うことで、痛み、腫れを少なくします。すでに変形が強い場合や体質によっては、数ヶ月で注射をする前と同じ痛みに戻ってしまいます。関節の中に注入したステロイド剤が関節の外に漏れると、皮膚の変色や脂肪萎縮が起こることがあるので、頻回の注射はお勧めしていません。
テーピング
痛みが強いときに関節を固定し安静を保つことで炎症を鎮めます。
お薬
体質改善を目的に漢方薬をお勧めしています。特に40歳代以降の女性にお勧めすることが多いです。
手術
痛みが改善しない場合には、最終手段として指の第1関節を埋め込み式のネジで固定します。隆起した骨をけずるので、指は細くなり、美容的な効果は高いです。また痛みも軽減、消失します。しかし、手術をした指の第1関節が曲げられなくなるので、慣れるまでの間は日常生活に不便を感じます。人差し指と中指に行う分には大きな支障はありませんが、薬指、小指に行うと、指を握りこむことができなくなるので細いものを握ることができなくなるので慎重な検討が必要です。
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