手の外科 - 症状について

キーンベック病

【病態】
手首の真ん中にある月状骨という骨の血流が悪くなることで手首に痛みが生じます。
  • キーンベック病のレントゲン図1
  • キーンベック病のレントゲン図2
  • キーンベック病のレントゲン図3
【症状】
手に体重をかけると手首の真ん中に痛みが生じます。骨の変形が進むと手首の動きも悪くなってきます。
【治療】
装具
装具を装着して手首の安静を保つことで月状骨の血流回復を促します。
手術(橈骨短縮)
月状骨にかかる負担を減らすために橈骨を短縮します。
  • 橈骨短縮術によるキーンベック病の治療後のレントゲン図1
  • 橈骨短縮術によるキーンベック病の治療後のレントゲン図2
  • 橈骨短縮術によるキーンベック病の治療後のレントゲン図3
手術(血管柄付骨移植術)
月状骨の血流を回復させるために、周囲の骨を血流を温存した状態で月状骨に移植します。