たいら手の外科・整形外科|日野市万願寺|
舟状骨骨折について
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手の外科 - 症状について
舟状骨骨折
【病態】
転倒して地面に手をついた際に受傷することが多いです。細かい骨の骨折なので、ずれが少ないとレントゲンでわかりにくいことがあります。転倒後しばらくしても手首の痛みが続く場合にはこの骨折の可能性があります。
【症状】
親指の付け根と手首の間あたりに痛みが生じます。骨折しても腫れがでないこともあります。骨折したまま放置すると骨がくっつかず、痛みが持続してしまいます。
【治療】
ギプス
骨が癒合するまでの間(6~8週間)、手首から親指にかけてギプスで固定します。固定の期間が短いと骨が癒合しないことがあります。
手術(骨折観血的手術)
骨折部のずれが少ない場合には、1cm程度の皮膚切開より埋め込み式のネジを挿入して骨折部を固定します。基本的にネジを抜去する必要はありません。手術は脇の下から注射をして腕全体に麻酔をかけます。30分程度の日帰り手術になります。
手術(偽関節手術)
骨が癒合しないまま長期間放置されていた場合、別の場所から骨を移植してから骨折部を金属で固定する必要があります。手術は全身麻酔が必要になります。2時間程度かかり、入院が必要になるので、提携病院での手術を行うことになります。
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